みんな、元気~??
前回は電線の抵抗の話をしたね。
前々回に、「導体」についてお話したけど覚えてるかな??
「導体」というのは電線の真ん中にある金属の線だよ。
その素材は、金、銀、銅、アルミニウム、鉄・・・
たくさんあったよね。
導体によく使われているのは、「銅」と「アルミニウム」なんだ!
その理由は・・・
電気をよく通すから!(=抵抗が小さい)
どれぐらい電気を通しやすいかを数字にしたのが、「電気伝導率」っていうんだけど、銅が100%だとしたら金は72%、鉄は5.1%、銀は106%、アルミニウムは61% なんだって。
銀の方が伝導率が高いじゃん!って思ったよね。
そうなんだけど、銀の価格は高いんだ。
なんと、銅の価格の約90倍!
アルミニウムは、銅に比べたら伝導率は低いけど、軽さの面で優れているんだ。
重さは銅の1/3。
そして価格も安い。あとは、さびにくい。
そういう訳で、「銅」と「アルミニウム」がよく使われているみたい。
実は、これらの素材は僕たちには身近な存在なんだ。
1円玉にはアルミニウム、5円、10円、100円、500円には銅(銅をベースに他の素材も入ってるよ)が使われてるし、
あとは、お鍋とかフライパンなんかにも使われてるよ。
「銅」と「アルミニウム」をおうちの中で探してみてね!
今日はここまで!
じゃあ、まったね~!!