みんな、元気~~??
毎日暑いけど、夏バテしてないかな??
さてさて、このあいだ、電気に関わることで、
「え?!そうだったの??」と驚いたことがあったよ。
それは
【電流はマイナス(ー)からプラス(+)に流れる】
ということ!
僕は電流は「プラスからマイナス」に流れる、って習ったよ。先生、うそを教えてたの~~?!
なんで事実とは逆のことを、教えているんだろう。
気になって調べてみたよ!
むかし、1800年ごろにイタリアの物理学者のボルトさんという方がいて、「ボルタ電池」というものを発明したんだ。それは、電解質水溶液に銅板と亜鉛板を使用して、電気を発生させる、いうものなんだ。
すっごーく簡単に説明すると、電解質水溶液の中で化学反応が起きて、銅板と亜鉛板との間に電流が流れるんだ。それによって電気が発生する。
反応が進むと、銅板の方に水素の気泡がたくさん発生して、亜鉛板の方は水溶液によってだんだん小さくなっていくんだ。
この現象をみて、当時の人々はおそらく、大きさ変わらない方は「プラス」、小さくなっていく方は「マイナス」というイメージをもち、
電流は「プラスからマイナス」に流れる、と考えたんだね。
それまで電気は大変な手作業でおこしてたから、自動的に電気を得ることができるボルタ電池は、研究者にとっては偉大な発見だったんだよ。
このことから約100年後の1897年、イギリスの物理学者のトムソンさんって人が電子を発見をしたんだ。
その発見とは、電流の正体は電子で、その向きは「マイナスからプラス」に流れる、ということ!
それまでの考えを覆す発見だったけど、
1.電流は「プラスからマイナス」に流れる、という考えがすでに広まってしまったこと
2.マイナスからプラスに流れる、という定義に変えても変えなくても、不都合がない
ということから、結局、電流の向きは「プラスからマイナス」のままでいこう、となったみたい。
学校で習ったフレミングの法則とか、右ねじの法則とか、色々な法則がすべて逆向きに直す、となると。。。
確かに大変そう。。。
法則は法則として、わりきって覚えておこう(;´∀`)
今回の電流の向きのことは、プロフェッサーKが動画で分かりやすく説明してくれてるので、そちらも見てみてね!!
ではでは、今日はここまで!
じゃあ、まったね~~!!